弁護士に相談して借金を整理できる債務整理の方法

弁護士に相談して借金を整理できる債務整理の方法

利息制限法で定められている金利の上限をオーバーする高い利息で取引をしていた場合に生じる過払い金を取り返すための過払い金請求、過払い金請求をしながら借金を大幅に減額させる任意整理、生活状況や所得や債務に応じて新しい返済計画を立てて少しずつ返済していく個人再生、裁判所への申し立てで面積許可を得て借金をゼロにしてもらう自己破産など、債務整理にはいくつかの手続き方法がありそれぞれにメリット・デメリットがあります。過払い金請求は個人的に行うことが可能ですが、貸金業者は過払い金請求の戦いに慣れているプロであるため素人では対等に向き合えません。法律のプロである弁護士に代理人になってもらうのがベストな戦い方です。債務整理の手続きを弁護士に相談するには、自分で法律事務所を探して相談の予約をしても良いですし、自治体の借金問題専門窓口や無料法律相談会などを利用するという方法もあります。まずは、ポータルサイトや自治体のホームページをチェックしましょう。

債務整理で自己破産を弁護士に依頼する時の流れ

自己破産は金額に関係なく、借金を0にできる債務整理です。自己破産をするにあたって、最初に行う作業が弁護士探しです。手続きは個人でも行えますが、法的な効力を持つ債務整理なので、書類の不備などがあると許可が下りません。 スムーズに進めるためにも、破産手続きの実績が豊富な弁護士を探します。相手が決まったら、次は電話やメールで依頼をして現状について把握するための面談です。債務の額や月々の返済、収入などを正確に伝えて、専門家の視点で無理と判断されたら本格的な手続きに移ります。 動き始めた時点で債権者へ告知が行われて支払いの義務が一時的に消滅するので、取立などの連絡が来ることはありません。この点も個人ではなく専門家に依頼するメリットと言えます。裁判所への提出は代理で行ってくれるので、依頼者は言われた通りの書類を準備して渡すだけです。滞りなく進めば、動き始めてから最短で数ヵ月、長くても半年程度で裁判所から破産の認可が下ります。